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げんき情報

メガネとコンタクトレンズ

必ず眼科専門医の検査を受け、自分に合ったレンズを選びましょう。

令和2年10月更新

●メガネとコンタクトレンズの長所

  • メガネの長所:コンタクトレンズと違って、レンズの装着や洗浄などの手入れが不要で、手軽に装用できる。また、涙の量が少ない人や、角膜に炎症などがある場合でも使用でき、安全である。
  • コンタクトレンズの長所:強い近視・遠視や乱視、左右の視力が大きく違う場合や、スポーツや業務上でメガネが不便な場合はコンタクトレンズが適している。

●コンタクトレンズを選ぶ前に

 コンタクトレンズは、目の角膜に直接装着する医療器具です。必ず眼科専門医による検査を受け、目に異常がないか、コンタクトレンズに適している目かどうかなどを確認する必要があります。
 また、コンタクトレンズには、ハードやソフト、使い捨てソフトなど、様々な種類がありますので、自分の目やライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

●コンタクトレンズの種類

  • ハードレンズ:ソフトレンズに比べ、矯正効果が高く、装着や手入れが簡単で、耐久性があり、目に障害が起きたときにはすぐに痛みを感じるので障害に気づきやすい、などの利点がある。酸素透過性が高いほど目に対する負担が少ない。
  • ソフトレンズ:ハードレンズに比べ、装用感がよく、ずれにくいので激しいスポーツにも適している。最近では、使い捨てレンズや頻回交換レンズが主流であり、従来のソフトレンズよりも手入れが簡単になっている。しかし、日常生活においての長期的な使用となると費用が高くなることが欠点。

 メガネも、コンタクトレンズも、必ず眼科で専門医の診察を受け、処方してもらいましょう。また、定期的に、視力がきちんと矯正されているか、近視などが進行していないかなどの検査を受けることも大切です。
 特にコンタクトレンズは、レンズの汚れや傷、角膜や結膜の異常がないかなど、3カ月に1度は定期検診を受け、充血や目やに、異物感などがあるときは、すぐにレンズをはずして眼科を受診するようにしましょう。

メガネとコンタクトレンズ