●耳あかにも重要な役割が
耳あかは、外耳道(耳の穴)の耳垢腺というところから出る分泌物で、汗やわきがと同じ汗腺の一種です。汚いと思われている耳あかにも、次のような重要な働きがあります。
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耳あかは酸性で、殺菌作用がある。 |
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耳あかは蛋白分解酵素があり、殺菌作用を果たす。 |
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耳あかには脂肪が含まれており、皮膚の表面を保護してくれる。 |
また、耳あかの種類には、カサカサした「ふけ耳」と、ベトベトした「あめ耳」があります。これは遺伝によるもので、日本人には「ふけ耳」が、欧米人には「あめ耳」が多いです。
●耳あかをためすぎると難聴の原因に
耳垢腺の分泌物やはがれた皮膚、ごみ、毛などが固まって外耳道をふさぐと、難聴や耳鳴りなどの原因になります。外耳道が完全につまってしまうと、家庭で取ることはできなくなってしまいます。特に水泳や洗髪などで耳に水が入ると、耳あかがふやけて膨らむので、注意が必要です。
●耳あかの取りすぎは外耳道炎のもと
逆に、耳あかを取りすぎて外耳道を傷つけると、皮膚のびらん、水性の耳だれ、さらにはカビが生えてかゆみが増すなど、慢性の外耳道炎を引き起こすことにもなりかねません。慢性の外耳道炎は、耳あかの取りすぎが原因のことが多く、耳あか掃除もほどほどが良いと言えます。
●耳あかを取るときの注意
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周りに子供がいないところで取る:子供がぶつかって鼓膜を破る事故が少なくない。 |
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光を十分に耳の中に入れる:耳たぶを後ろにひっぱると見えやすくなる。 |
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耳かきを奥へ入れすぎない:耳あかは外耳道の入口から3分の1のところにたまりやすく、また、鼓膜や耳の奥の皮膚は傷つきやすいので注意が必要。 |
万が一、鼓膜が破れた場合には、激しい痛みや出血を伴いますので、すぐに耳鼻科を受診しましょう。処置すれば鼓膜は再生します。 |