今や40歳以上の日本人の7人に1人が糖尿病と言われています。糖尿病は、食べ物などから消化・吸収されたブドウ糖が体内で処理しきれなくなり、血液中にブドウ糖が異常に増え、それにより全身の血管がもろくなって様々な合併症を引き起こします。


●糖尿病の原因は
 遺伝などの体質に加え、食べ過ぎ・飲み過ぎ、運動不足、肥満など、原因の多くは生活習慣によるもの。生活習慣を改めることによって、予防、改善することができます。また、糖尿病は初期の段階ではほとんど自覚症状がなく、血液検査が必要ですが、まれに「急にやせる」「のどがかわく」「目がかすむ」などの症状が出ることがあります。

●恐ろしい合併症
 糖尿病で一番恐ろしいのは、様々な合併症を引き起こすことです。「糖尿病性網膜症」による失明、「糖尿病性神経障害」による手足の知覚麻痺のほか、「糖尿病性腎症」により透析治療が必要になったり、動脈硬化が進んで狭心症や心筋梗塞を引き起こす恐れもあります。

●合併症を予防するには
 糖尿病の患者さんの半数以上は「食事療法」と「運動療法」により、血糖をコントロールすることによって、合併症を防ぐことができます。それでも無理な場合は「薬物療法」を併用します。
食事療法:適正なカロリー量を守り、栄養をバランスよくとる。
運動療法:できるだけ全身を使って、いつでも、どこでも、1人でもできる運動を、毎日することが大切。特に血糖値が上がる食後30分頃に始めると効果的。
薬物療法:医師の指示に従って、内服薬やインスリン皮下注射をきちんと行う。

 糖尿病は血糖のコントロールが最も大切です。自己判断でかってに治療をやめたりせず、定期的にかかりつけ医に受診し、医師の指示に従いましょう。
 

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