周囲で突然、人が倒れたら、気が動転してしまいますが、
とにかく、落ちついて対処しましょう。
 救急車が来るまでの間に、倒れた人の意識の有無を確認し、
安静にさせるなどの処置が大切です。
 適切な処置が、その後の状態を良くすることにつながります。

 

■突然倒れる場合は■
突然倒れる場合、もっとも考えられるのは「脳卒中」の発作です。ほかには、「狭心症や心筋梗塞などの心臓病」や「メニエール病」、「熱射病」、「糖尿病」なども考えられますが、命にかかわる脳卒中の可能性を考えて、適切な処置が求められます。

■患者の状況を確認する■
救急車を呼ぶのと同時に、まわりの人は患者の状況を確認します。
呼びかけたり、つねったりして、意識の有無を確認します。ただし、意識を呼び戻そうとして、患者さんの身体を揺すらないように注意しましょう。
意識がない時は、呼吸と脈の有無を確認しましょう。呼吸していなければ人工呼吸を、脈がなければ人工呼吸と心臓マッサージを、すぐに行わなければなりません。

■救急車の呼び方■
●119 番に電話をかけ、「救急」であることを告げる
●現在いる場所(住所や目印など)を告げる
●倒れた人の情報を伝える
情報の内容は「年齢」、「倒れたときの状況」、「意識の有無など現在の状態」、「これまでの健康状態」などをわかる範囲で
慌てて電話をすると、これらの点を正確に伝えられないものです。ゆっくりと落ちついて、119番の係員の質問に答え、指示に従いましょう。

■応急処置をする■
基本的には患者をあまり動かさないことが大切です。
呼吸を楽にする:えりのボタンやベルトをゆるめ、楽に呼吸ができるようにする。
横向きに寝かせる:あおむけに寝ていると嘔吐した時に、嘔吐物でのどを詰まらせてしまうことがある。
気道を確保する:意識がない場合、慎重にあおむけにして片方の手を額に当て、もう一方の手であごを持ち上げ、気道(喉から気管にかけての空気の通り道)を確保する。
人工呼吸をする:呼吸をしていない時は、患者の鼻をつまみ、口を覆って息を吹き込む。胸部が動くのを確かめ繰り返す。
心臓マッサージをする:脈が止まっている時は、胸骨の下半分に両手を重ね、体重を利用して胸が4〜5cm沈むまで1分間に100回のスピードで胸骨を圧迫する。

 

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