脈がとぶ不整脈の多くは、治療の必要がなく、心配のない期外収縮です。30歳を過ぎると多くの人に起こっています。
しかし、頻回に起こったり、めまいや動悸などの症状を伴う場合は、何らかの心臓疾患も考えられますから、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。


●不整脈とは
 心臓は1分間に60〜70回、規則正しいリズムで収縮を繰り返しています。運動をしたり、驚いた時には脈拍が速くなりますが、そうした原因もないのに、脈拍が速くなったり、遅くなったり、リズムが乱れることがあります。こうした心臓のリズムの異常を「不整脈」といいます。
 1分間に心拍数が50回未満になる「徐脈性不整脈」、1分間に心拍数が100 回以上になる「頻脈性不整脈」、脈拍のリズムが不規則になる「期外収縮」や「心房細動」がありますが、高齢化により「心房細動」は増加傾向にあります。

●不整脈はなぜ起こる?
 心臓は筋肉でできており、その筋肉が収縮して、全身に血液を送りだす仕組みになっています。不整脈は何らかの理由で、心臓を動かす洞結節という指令塔や、電気信号を伝える伝導回路に異常が生じることで起こります。

●「期外収縮」とは
 脈が急に1拍とんだり、止まったように感じるのが期外収縮です。期外収縮は健康な人でも30歳を過ぎると多くの人に起こってきます。ほとんどの場合、心配がないもので、めまいや失神、息切れ、激しい動悸などの自覚症状がなければ、特に治療の必要はありません。

●日頃の健康管理が大切です
 期外収縮は、精神的なストレスや過労、深酒、睡眠不足などがあると、病気がなくても起こりやすくなります。ストレスや疲労をためない、睡眠を十分にとるなどの健康管理が、不整脈の予防と治療につながります。

●不整脈が起こったら
 あわてるとかえって動悸が激しくなり、症状を悪化させてしまいます。落ちついて脈拍数を測り、安静を保つようにしましょう。
 脈拍が「1分間に120 回以上と異常に速くなる」「突然始まり、突然終わる」「脈拍がまったく不規則に打つ」などの場合は、何らかの心臓疾患などが潜んでいる場合もありますので、早めに専門医を受診し、心電図で確認するようにしましょう。

 

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