アイコン
3.アルコールと肝臓病
肝臓病の食事療法

1)アルコールの役割

アルコールは『適量』であれば、疲労回復やストレス解消、食欲増進に役立つほか安眠剤としての効果もあり、生活の場に大きな役割を果たしていることは今さら言うまでもありません。また、『適量』であれば、動脈硬化を予防するというデータもでています。しかし、多くの人がこの『適量』を誤解しているのも事実なのです。


Q&A

Q : お酒を健康的に飲むには、どのくらいの量がいいのですか?

A : “飲む”にあたっての量ですが、最近の研究によると、それぞれ一日に、

●日本酒なら一合
●ビールなら大ビン一本
●ウイスキーならダブル一杯

ぐらいが『適量』でしょう。


2)アルコールが肝臓に及ぼす悪影響

アルコールは人体にとって一種の毒性物質です。肝臓はそれを分解し、無毒化するわけですが、毎日多量のアルコールを飲み続けるとなれば、肝臓は疲れ、その機能も低下してくるのは当然のことです。一週間に二日は禁酒日を設けたいものです。また、アルコール中毒になる危険も大いにありますから、いずれにしても、飲みすぎには注意しなければなりません。


Q&A

Q : 「量」以外に、アルコールのじょうずな飲み方といったものがあれば教えてください。

A : 大きく分けて二つあります。

1.ゆっくり飲む
短時間に多量のアルコールが入ると、肝臓は急激に働かなければならず、疲れてしまいます。例えば日本酒であれば一合を、30分から1時間ぐらいかけて飲むのが理想です。
2.たんぱく質を一緒にとる
アルコールの度数によって多少異なります。
●日本酒・・・・・・・・・刺し身、天ぷらなど
●ビール・・・・・・・・・チーズ、焼き肉など
●ウイスキー・・・・・・たんぱく質のほかに、木の実、チーズ、揚げものなど


「酒のことわざ」

一杯は
人、酒を飲む。

二杯は
酒、酒を飲む。

三杯は
酒、人を飲む。

お酒は飲んでも飲まれてはいけないのです。
「百薬の長」といわれるお酒も一歩間違えば、
「悪魔の水」になってしまうのです。



前に戻る はじめに 次に進む



健康365日

健康情報トップページ

Copyright(C)1996-2004 Osaka Medical Association.